パートタイマーと派遣スタッフの採用メリット比較
仕事が忙しく人手が足りない場合、正社員、アルバイト、外注、パートタイマー、派遣スタッフをなど様々な採用手段があると思います。 私も常にどの方法がベストなのか考えているところであり、スタッフが育児休暇などに入った場合など、コストを抑えつつどうしても一時的に人手が欲しい場合に、今回は「パートタイマー・派遣スタッフ」どちらが適しているのか、その比較をメモしてみました。
○派遣スタッフのメリット
- 派遣期間の調整が可能
- 欲しい人材を派遣会社が選定してくれる(求人広告費が不要)
- 派遣会社の営業担当が付くため派遣スタッフに何か問題があれば担当者に伝える事が出来る
- 面接期間の時間の省略
- 入社手続きの省略
✗派遣スタッフのデメリット
- 派遣会社に提出する為の出勤簿に毎日派遣先の上司のサインが求められる
- パートタイマーより高めの時給設定
- 出勤簿内容の報告の手間
- 時間給計算の為の請求書作成
○パートタイマーのメリット
- 社会保険に加入対象時間以内に抑えた時間に限定出来る
- 有給休暇が不要の範囲内で勤務時間を指定出来る (週所定労働日数が5日以上、又は週所定労働時間が30時間以上だと有給付与必須)
- 派遣会社へのマージン紹介料が節約できる
✗パートタイマーのデメリット
- 雇用保険手続きの負担
- 雇用主のため問題があっても人材変更がしにくい
- 求人広告費をかけ応募者問い合わせ対応、面接対応、応募者の選定にお金と時間をかける必要がある
- パートタイマー対象の就業規則を作成する必要がある
- 時給計算のため手間がかかる
- 40歳以上は介護保険加入が義務のため、長期で働くことを考えると35歳以下位が望ましい
- 勤務時間及び日数が社員の4分の3以上あると社会保険に強制加入になるため、4分の3にならないタイミングを管理するのに手間がかかる
まとめ
派遣スタッフの採用は今まで考えたことがなかったのですが、様々な手続きが不要であり労務管理が圧倒的に楽なため短期で一時的に人手が欲しい場合にはアリかなと感じているところです。 参考までに。