ぼーっとすることは脳に良い
ぼーっと過ごしてしまうと時間を無駄にしてしまったと考えがちですが、実はぼーっとする時間は良いアウトプットに必須の時間らしいです。 普段ぼんやりするのが好きな私には驚きの事実でしたのでメモします。
最新の脳科学研究で「ぼーっとする」ことの重要性が証明された
特に何の作業もせずぼんやりしている状態のとき、脳内では「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に可動しているそうです。 なんかカッコよくて連呼したくなりますよね、デフォルトモード・ネットワーク。 デフォルトモード・ネットワークとは脳のスタンバイ状態です。 これから自身に起こることをシミュレーションしたり、情報の整理、分析をしたりとこれからをより良いものにしていくための準備をしているそうです。 デフォルトモード・ネットワーク時には通常の脳の活動時の15倍ものエネルギーが消費されていることが明らかにされています。 実はぼーっとしている時の方がひらめきやすい状態であり、重要なのです。
ひらめきに必要な4つのプロセス
- 準備
- 孵化
- ひらめき
- 検証
・準備
まず最初は準備です。本や資料、データなどから沢山の情報を収集し、問題や課題を書き出し格闘してみましょう。
・孵化
徹底的に問題と格闘した後は、休息(ぼーっとする)したりして放置してみましょう。 この時にデフォルトモード・ネットワークが働き、脳の情報整理が行われ、ひらめきが生まれやすくなるのです。
・ひらめき
数時間、数日以上かかるかもしれませんが、ある瞬間にひらめきが生まれてきます。 アイディアが生まれやすい場所として、バスルーム(風呂、トイレ)・バス(乗り物、移動中)、ベッド(寝室)・バー(お酒を飲む場)が創造性の4Bとして良いとされているそうです。
・検証
最後にそのひらめきが本当に正しいのか検証しましょう。
まとめ
ぼーっとすることが良いアウトプットに繋がると知り、とても驚きましたが、たしかに何かを考えているとぼんやりすることが多いですよね。 それは無意識に脳が情報整理を行いより良いアイディアをひらめこうと努力しているのかもしれません。 リラックス状態こそが良質なアウトプットには必要らしく、芥川賞作家でもある芸人・又吉直樹さんをモデルに番組で調査した所、又吉さんがひらめいたと思ったときの脳の状態はぼーっとしている時の状態にとほぼ同じだったそうです。 つまりぼんやりすることは悪くない、むしろ良い結果に繋がると理解し、スマホなどを手放しあえてぼーっとする時間をつくることが素晴らしいアイディアと結果に繋がるのかもしれませんね!